✔︎不動産投資の基礎

不動産投資における物件の選び方|初心者にオススメしたい5つの条件

不動産投資を始める上で、どんな物件を購入したらいいのか最初は分かりませんよね?

そんな方のために、初心者がどんな物件を選ぶことで不動産投資の成功率が上がるのかを解説していきます。

この記事を読むことで、初心者がどんな戦略を立てて不動産投資を行っていくのがベストな考え方であるかを理解することができます

初心者には初心者の戦い方がありますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください!

不動産投資における物件の選び方① 小さな物件から始める

不動産投資に限らず、人生において初めて経験することは分からないことばかりです。初めて経験することですから当然です。

不動産投資は良いスタートを切ることができれば、どんどん資産を大きくしていける可能性に満ちていますが、反対に最初からつまづいてしまうと資産を大きくするどころか負債が残る可能性もあります。

そのため初心者は小さな金額の物件から始めましょう。

最初から自分の理想とする利益を得ようと欲を出してはいけません。

自分の理想とする利益を得ようとすれば、おのずと金額とリスクは大きくなるでしょう。

まずは金額の小さな物件に絞って、<物件選び→契約→賃貸運営→売却>まで一連の手順を経験して、次の物件はもう少し大きいものにしていく。

この考え方こそ初心者が安全に不動産投資をしていく上でマストとなります。

レベル(経験値)が低いのに、強い敵に向かっていくことは勇気ではなく無謀です。

不動産投資における物件の選び方② 区分所有マンション

不動産投資には種類があります。

比較的に小さな金額で済む「区分所有マンション」や大きな金額になる「一棟マンション」、その他諸々など不動産投資には大きく分けて6つの投資種類が存在します。

① 区分所有マンション
② 1棟マンション
③ 1棟アパート
④ 駐車場
⑤ 事務所ビル
⑥ 店舗ビル

この中から、初心者が最初に選ぶべき投資種類が「区分マンション」です。理由は管理が楽だからです。

毎月、管理費と修繕積立金さえ支払ってしまえば、建物に関して他にやることがありません。

他のメリットとしては「物件情報が豊富」である点です。

自分で物件を決めるにしても、不動産会社の仲介で物件を決めるにしても、情報が豊富である中から選ぶことができます

これが一棟マンションや一棟アパートであればそうはいきません。一棟建ては業者間や知り合いなどで密かに決まってしまう場合が多いです。

良い物件かもしれないと思っても、上級者たちがすでに検討して見捨てた物件が残っているのです。

不動産投資における物件の選び方③ 部屋のタイプ

部屋のタイプは単身者向けのワンルームや1K、ファミリー向けの2LDK、3LDKなどがあります。その中で初心者に向いているのはどのタイプでしょうか?

結論からいうと、単身者向けの「ワンルームや1K」を狙うべきです。

理由は部屋の広さと家賃の関係にあります。

「20㎡のワンルームの家賃」と「40㎡の2LDKの家賃」を比較して、2LDKの家賃がワンルームの倍になるかと言われればなりません。

部屋の広さが広くなればなるほど、家賃が割安になるのが一般的です。このことからも効率の良さを考えると「ワンルームや1K」が優秀です

そして金額も少なく抑えれるのですから初心者にオススメというわけです。

ワンルームや1Kは、「区分所有マンション」の分類になります。

不動産投資における物件の選び方④ 現金で購入できる物件

ここで伝えたいのは「可能であれば現金で購入できるような物件の方がリスクは格段に下がる」ということです。

その理由をよくある失敗例から考えてみましょう。

・入居者がなかなか決まらない
・家賃収入がないのでローンが払えない
・売却してもローンが残ってしまう

このような状況に陥る方は多いのですが、これはあくまでローンを組んでいるがためにキツくなっている状況といえます。

そもそも現金で購入してしまえば起きることのない悩みなのです。

ですが当然ながら300万円の物件を現金で購入するのと、1000万円の物件を現金で購入するのとでは得られる利益も変わります。

現金で購入しているので負債を背負うリスクはありませんが、利益も少なくなります

利益を大きくしたいなら

堅実に小さい金額から始めることをオススメしますが、中には多少リスクを背負ってもいいから利益を大きくしたいという方もいるでしょう。

そんな方は、レバレッジを効かせてローンを組む方法もあります。

参考記事:不動産投資のレバレッジ効果とは|初心者でも分かるように解説します!

不動産投資における物件の選び方⑤ 利回りの考え方

ここで伝えたいことは、「利回りが高い=リスクが高い」ということです。

反対に利回りが「利回りが低い=リスクは低い」です。これだけ聞くと利回りが低い方が良いように聞こえるかもしれませんが、

・利回りが高い=リスクが高い でも利益は大きい
・利回りが低い=リスクが低い でも利益は少ない

利回りは一長一短なのです。何%の物件を狙いましょうとはっきり伝えるのは難しいです。

少しずつでも堅実な投資をしたい方は<利回り低めの安定した物件>を、どんどん利益を出していきたいという方は、<利回り高めのリスキーな物件>でもいいでしょう。

ですが初心者の戦略としては、まずは堅実な投資をすべきといえます

堅実な投資で資産を大きくして余裕が出てきたら、今までリスキーだと感じて遠ざけていた物件の感じ方も変わってくるかもしれません。

まとめ

どんな物件を選ぶかによって不動産投資が成功率が変わりますので、初心者の方は経験を積むつもりで最初は小さく始めることをオススメします。

また小さい物件を複数持つことで分散投資にも繋がりますので、運営しながら次の投資戦略を練りましょう。

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コジー
コジー
30代現役公務員のコジーです! 公務員やサラリーマンの方が【不動産投資で失敗しないための方法】を簡単に分かりやすく発信しています。
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