✔︎不動産投資の基礎

不動産投資の種類3選|種類別のメリット・デメリットを徹底解説!

一口で不動産投資と言っても人によってイメージは違うでしょう。お金持ちの人しか出来ない種類もあればサラリーマンでも出来る種類など不動産投資には色んな種類があります。

この記事を最後までお読みいただくことで、不動産投資の種類を理解し、自分に合った不動産投資の色を見つける事ができます。資産を形成しようと思って始めた不動産投資で失敗しないためにも、ぜひ最後まで読み進めてみてください!

不動産投資の種類とは

サラリーマン
「老後のために何かできることはないかと思って調べていたら不動産投資にたどり着きました。不動産投資の仕組みは理解したのですが、どんな種類があるんですか?」

コジー
「不動産投資は大きく分けて3種類あります!」

〜解説〜
基本的な不動産投資には大きく分けて

・一棟投資
・区分投資
・戸建て投資

この3種類が存在しており、それぞれの種類によってメリット・デメリットが異なります。投資といっても株式投資、不動産投資、金投資、太陽光投資など種類があるように、不動産投資の中でも種類が分かれます。

よく不動産投資は、<ミドルリスク・ミドルリターン>の投資と呼ばれていますが、それは不動産投資全体を平均して呼ばれているのであって、この3種類の中でもどれを選択するかによって様々です。

サラリーマン
「そうなんですね。では、その種類別のメリットやデメリットを聞きたいです」

コジー
「もちろんです。持論ですが、初心者にオススメの種類もありますよ!」

不動産投資の種類① 1棟投資

1棟投資とは

不動産投資における一棟投資とは、その名の通りマンション、アパートなど建物一棟(丸ごと)に対して投資することを言います。

一口に1棟といっても、30世帯入るマンションと6世帯のアパートでは投資額も利益も違いますが、種類は同じ1棟投資となります。

規模にもよりますが、この1棟投資は不動産投資の種類の中で<ハイリスク・ハイリターン>の投資と呼ばれています。

1棟投資のメリット

<利益が大きい>
部屋が複数あるため、一度の投資で多くの家賃収入を手に入れることが可能になる。

<空室リスクをカバーできる>
仮に空室があっても他の部屋から家賃収入が生まれるため、収入が無くなるという可能性が低く、収益性があり効率的。

<自分のタイミングで決められる>
建物丸ごと自分の所有物であるため、自分の判断で家賃の見直しや建物の修繕などを行うことが可能になる。

1棟投資のデメリット

<スタート資金が大きい>
規模にもよるが、建物一棟に投資するため物件を購入するために膨大な資金が必要となる。

<融資が受けにくい>
こちらも規模によるが、1棟となると高額な物件になることが多いため、金融機関から融資がおりない事がある。

<失敗した時のリスクが大きい>
1箇所にリスクが集中しているため、地震や火災などの事態に直面した際のダメージが大きい。

1棟投資まとめ

このように、一棟投資はハイリスク・ハイリターンな面があるため、ある程度不動産投資の経験を積んだ後にチャレンジしてみることをおすすめします。

不動産投資の種類② 区分投資

区分投資とは

一棟の建物を一部屋ごとの区分に分けているものを「区分マンション」と言い、区分マンションに投資することを区分投資と言います。

この区分投資は、1棟投資ほどの資金が掛からないことが多く、不動産投資の種類の中で<ミドルリスク・ミドルリターン>の投資と呼ばれており、初心者にオススメの投資方法です。

区分投資のメリット

<投資資金が少額から始められる >
区分投資の魅力は少額の資金で始められるという点です。

<リスクを分散できる>
比較的に少額な資金で始められるため、区分マンションを複数所有する方も多く存在します。1箇所に集中するよりもそれぞれ違う場所に所有することでリスクの集中を防ぐことが出来ます。

<売却・購入しやすい>
いざ売りたいと思った時に、1棟のように高額な物件よりも区分マンションの方が早く売却できる傾向にあります。逆をいえば購入しやすいとも言えます。

区分投資のデメリット

<空室時の収入がない>
区分マンションを1部屋の所有していて、何らかの理由でこれが空室になると収入が無くなるというリスクがあります。

これを防ぐには、空室になりにくい場所を選ぶこと、無収入とならないように複数所有すること、空室時の家賃保証が出る投資会社を選ぶなど考慮する必要があります。

<資産を増やすのに時間が掛かる>
いくら少額といっても何部屋も所有するのは難しく、1棟投資ほどの収益は上がりません。ただ収益だけを夢見て失敗してしまっては元も子もないので、老後に向けて堅実に資産形成をしたい方には向いてる投資といえます。

区分投資まとめ

このように、区分投資はミドルリスク・ミドルリターンと言われるだけあり、1棟投資と比べて収益性は劣るが、リスクは小さいと言えます。区分投資で経験を積んでから1棟投資に挑戦するなど、投資戦略は慎重に考えましょう。

不動産投資の種類③ 戸建て投資

戸建て投資とは

一軒家を中古で購入し、貸家として第三者に貸すことをいいます。

戸建て投資のメリット

<利回りが高い>
戸建て投資は、今は住んでいない一軒家(中古)を購入して第三者に貸すため、購入資金が少額になることが多いです。資金が少額になるということは、うまく立ち回ればおのずと利回りが高くなります。

戸建て投資のデメリット

<空室リスクが大きい>
中古の一軒家に賃貸で住みたいと思う方は多くありません。賃貸需要が低いということは空室率が高くなる、空室期間が高くなるといったリスクがあります。

対策としては需要がある場所を見極めることに尽きます。

<修繕にお金が掛かる>
物件価格が安い分、家の外装・内装リフォームや設備の修理などにお金が掛かります。

戸建て投資まとめ

戸建て投資は物件価格に修繕費がプラスされることや、賃貸需要があるのかなど多方面からバランスを考慮して考える必要があるため、初心者には難しい投資といえます。

サラリーマン
「不動産投資の代表的な3種類について勉強になりました。まず私は身の丈に合った区分投資から検討してみようと思います。ありがとうございました!」

コジー
「賢明な判断だと思います。不動産投資を検討するときはメリットよりもデメリット(リスク)に重点を置いて考えることが重要です。」

まずは不動産投資家としての経験を積む

代表的な不動産投資の3種類を挙げましたが、それぞれに良い点・悪い点が存在します。経験がないのに大きな挑戦は無謀ともいえます。徐々に経験値(レベル)を上げて次のステージに進んでいくRPGのような感覚を大切にしていけると良いですね!

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30代現役公務員のコジーです! 公務員やサラリーマンの方が【不動産投資で失敗しないための方法】を簡単に分かりやすく発信しています。
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