先般、新型コロナウイルスの影響も重なり、副業を検討している公務員の方も多いかと思います。今回は公務員が副業をすると会社にバレてしまうのか、バレない方法は存在するのか等を解説していきます。
最後まで読み進めていただくことで、副業禁止と言われている公務員が副業を始めることは可能か否かの判断材料になります。是非最後まで読み進めてみてください!
公務員の副業はバレる?バレない?
公務員
「やはり公務員は副業をすると会社にバレてしまうものなんですかね?コロナの影響もあるし、今のままでは少し将来が不安です。」
コジー
「ほんと将来が不安になりますよね。でも残念ながら公務員の副業は基本的には会社にバレてしまいます。」
〜解説〜
結論からいうと、<公務員の副業は基本的にバレます>。
それはそうです。もし基本的にバレないようなシステムであれば、多くの公務員が副業をしているでしょう。
ただ、副業禁止といわれる公務員の中で、
・バレないように副業をしている
・バレても大丈夫な副業をしている(※別の記事で紹介します。)
このような人たちがいるのは事実です。みなさんはこのような公務員に対して、どのような感情を抱きますか?
公務員
「ん〜、今後公務員も副業できる時代になるってチラホラ聞きますし、副業がバレるかバレないかの話は一度聞いてみたいですね」
コジー
「公務員さんは副業が会社にバレると思いますか??」
公務員
「ん〜分かりません。バレるパターンとか何かありますか?」
副業がバレるパターン
〜解説〜
一口でバレるといってもいくつかのバレるパターンがあります。
バレるパターン① 税金によって会社にバレる
最もバレやすいパターンで、給料から天引きになる住民税によってバレてしまいます。副業によって住民税が多くなり会社に気付かれるというパターンです。
バレるパターン② 第三者から情報がもれる
このパターンも結構多く、つい副業をしていることを第三者に話してしまい、その話した相手から伝言ゲームが始まり、最終的に会社に伝わってしまうということが多々あります。
バレるバレないは別として、副業をしていることを第三者に話すのは御法度です。第三者に話すこと公務員の副業が晴れて解禁されるまで耐えましょう。できれば家族にも話さない方が良いです。
バレるパターン③ 副業している現場を関係者にみつかる
これは正直脇が甘いとしか言いようがありません。人前に出るような副業はいつかバレる日がくるでしょう。
公務員
「こんなにバレるパターンがあるんですね。バレたら今後昇任とかに響く可能性もあるし公務員でいる以上、副業はやっぱり諦めた方が良いのかな、、」
コジー
「では、もしバレない方法があるとしたらどうですか??」
公務員
「???」
副業がバレない所得の種類とは
コジー
「所得には種類があります。その種類によってはバレない方法が存在します」
所得の種類
〜解説〜
公務員が副業を検討する上で関係する所得は大きく分けて4つあります。
①給与所得〜毎月もらっている給料やボーナスなど
②配当所得〜株の配当金や投資信託など
③譲渡所得〜資産の譲渡による所得(親からの譲渡など)
④雑所得 〜他の所得に属さない所得(FXなどの所得)
公務員としてもらっている給料は<給与所得>です。アルバイトなどでもらう給料も給与所得にあたります。この給与所得をもらっている場合、住民税により会社にバレてしまいます。
※住民税は給与総額が多い勤め先が給料から天引きすると決まっているため、副業のアルバイト先で稼いだ給与所得の税金(住民税)が、公務員としての給与から天引きされます。
公務員
「給与所得以外の所得なら、公務員の給料から天引きされないんですか?」
コジー
「給与所得以外の所得は、住民税を給料から天引きされずに済む方法があるので、住民税で副業がバレることはありません」
バレない理由は確定申告にあり!
コジー
「給与所得以外の所得なら、副業としてバレることはない理由について解説します」
〜解説〜
給与所得以外の所得であれば、確定申告をする際の手続きにより天引きではなく、自分で納付できる方法があります。
方法はいたって簡単。確定申告時の書類作成時に、<住民税・事業税に関する事項>という項目があります。その中で住民税の徴収方法を選択できる欄があり、<給与から天引き>または<自分で納付>という箇所がありますので、<自分で納付>にチェックするだけです。
これで公務員としての給与から住民税(副収入で得た)を天引きされることはなくなりますので、住民税でバレるという可能性は無くなります。
ただバレるパターンで紹介したように、住民税でバレる可能性はなくても他の理由でバレてしまうことがありますので、副業全体で考えて100%バレない訳ではありませんので注意しましょう。
バレるバレないは今だけ!?
〜解説〜
公務員の人にとって副業は、「そもそも禁止だし」とか「バレないならやってみたい」など思うところは沢山あると思いますが、皆さんは<公務員 副業解禁>と検索したことがありますか?
もしかしたら<副業がバレるバレない>は今だけの悩みなのかもしれません。ただ公務員である以上、公務員法を違反することは良くないのは確かですので、バレたらマズイような副業はオススメしません。
では冒頭にも少し触れましたが、公務員でも可能な副業に関してはどうでしょう?知らないだけで公務員でも堂々と始められる副業が確かにあります。
安定している公務員にも関わらず、副業を解禁する話題が増えている現実を警鐘と捉えて、不透明な将来に期待するのではなく、自分で将来を切り開くスーパー公務員になりましょう!
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