✔︎不動産投資の基礎

不動産投資は融資が厳しい?金融機関の融資条件を徹底解説します!

不動産投資は融資をうけて始める方がほとんどです。金融機関にとっては高額な融資をする訳ですから、もちろん誰でも融資を受けられる訳ではありません。

最後までお読みいただくことで、<不動産投資における融資>について正しく理解することができます。また自己資金があり融資が必要ない方でも、あえて融資を受けることによる特典がありますので是非最後まで読み進めてみてください!

不動産投資の融資基準は厳しい!?

会社員
「融資と聞くと審査が厳しいイメージがあります。ましてや不動産投資の融資となれば高額になりますし、審査はかなり厳しいのですか?」

コジー
「結論から言うと、金融機関にとって不動産投資は融資しやすい投資です。」

〜解説〜

実際に不動産投資をしている方は多くの場合、金融機関から融資をうけています。お金に余裕があって融資を受けなくてもいい人でさえ、<レバレッジ効果>を狙い融資を受けることがほとんどです。※レバレッジ効果については別の記事で説明しています。

不動産投資のレバレッジ効果とは|初心者でも分かるように解説します!

不動産投資は「高所得の人だけができる投資」というイメージがありますが、全くもってそんなことはありません。高所得じゃなくても社会からある程度の信用があれば、融資を利用して不動産投資を始めることができます。

事実、20代や30代から不動産投資を始める人が多く、不動産投資は金融機関にとって比較的融資しやすい投資なのです。

不動産投資で融資がおりやすい理由

会社員
「なぜ高額な融資になるのに金融機関はお金を貸しやすいんですか?貸したお金を回収できないと損失になりますよね?」

コジー
「不動産投資は他の投資とは違う<ある理由>から貸してくれるケースが多いんです。」

〜解説〜

不動産投資投資は購入する物件が担保になるので、金融機関は仮に貸した相手が返済できない状況になった時でも、その物件を売却することである程度のお金が戻ってきます。

これが株やFXなどに融資をしてしまうと、貸した相手が返済できない状況になった時にお金を回収できないという状況に陥ります。お金を貸すときに返ってこない相手に貸すのはリスクですよね?

このような理由から不動産投資という投資ジャンルは金融機関にとって融資しやすい投資というわけです。

会社員
「でも不動産投資ならどんな物件でも、だれでも融資してくれるという訳ではないですよね?」

コジー
「もちろん融資しても良いと思える物件や信用がある相手じゃないと貸したくないのは当然です」

金融機関が融資しやすい条件とは

〜解説〜
金融機関が不動産融資での融資を検討するにあたり、<安定して利益が出るような物件、かつ、相手の信用(与信)>が重要となります。

<安定して利益が出るような物件>とは、

・賃貸需要のある物件

と言い換えれます。例えばあなたがお金を貸す側だとして、家賃収入が全ての不動産投資において人口減少の著しい田舎の物件にすぐ融資しようと思うか考えてみてください。

今後も安定した賃貸需要があるような物件であれば、家賃収入を生んでくれますから安心して貸すことができます。賃貸需要は融資する上で重要となります。

次に<相手の信用(与信)>として評価されるのは、

・収入(職業、勤続年数、年収)
・金融資産
・年齢

などで総合的に判断されます。ただ収入が高ければ良いというわけではなく、継続的に安定した収入を得ているという事実が返済能力が高いという判断になります。また、融資期間が長くなるので年齢も若い方が有利になります。

またローンの金利も与信によって変わります。与信が高い(返済能力が高い)人の方が金利が低くなり、与信が低い(返済能力が低い)人の方が金利が高くなります。

この金利は不動産投資に影響大なので、良い条件で融資を受けることが成功への近道といえます。

会社員
「そこそこ大手企業に10年以上勤めているのですが、その場合どのくらい与信があるんですかね?」

コジー
「与信は高いと思われます。他にも自己資金や借入状況も融資額に影響しますので、大きな買い物をするときは融資を受けたあとにしたほうが良いでしょう。」

会社員
「ほかに何か融資されやすくなるために出来ることはありますか?」

コジー
「急に収入を上げたり資産を増やしたりすることは難しいですが、人によっては出来ることがあります!」

〜解説〜

クレジットカードを持っている人は限度額を下げる又は解約することで改善が見込めます。クレジットカードの融資限度額は借入していなくても、今後借入する可能性があると判断されてしまうためです。またカードローンの借金がある方も当然不利になりますので完済することで改善が見込めます。

ほかに、<現時点では収入が少ないので収入を上げてから不動産投資を始めよう>と考え、副業を頑張ることは悪いことではないのですが、副業収入は安定として見られないので融資にはほとんど影響しません。

何度も言いますが、高収入ではなくても長く安定した収入を得ている方であれば、十分に融資を受けられる可能性は高いです。自分の培ってきた社会の信用を十分に生かすことができるのが融資で誰でも借りられる借金とは違うのです。

※属性によっては年収の10倍以上の融資を受けれることもあります。

まとめ

不動産投資は金融機関にとって比較的融資しやすい投資といえます。不動産投資を始めるにあたって融資をうけることはスタートラインになるため、金融機関が融資しやすい条件を理解して、絶好のスタートを切りましょう!

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コジー
コジー
30代現役公務員のコジーです! 公務員やサラリーマンの方が【不動産投資で失敗しないための方法】を簡単に分かりやすく発信しています。
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