✔︎公務員悩み

公務員の資産形成にオススメ方法3選|貯金だけで老後は本当に安泰?

<公務員のみなさん資産形成してますか?>

公務員が安泰と呼ばれる時代はだんだん終わりに近づいています。

『公務員は安定』だと思っている方も多いと思いますし、私もその一人でした。そもそも安定だと思って就職しましたし•••

この記事を読むことで、

・公務員がなぜ資産形成をしなければならないのか
・公務員にオススメの資産形成とはなにか

について理解することができ、行動に移すことができます。

【いま気付いて行動するか】【気付かないフリをして先延ばしにするか】で将来の貧富の差が大きく変わります!

ぜひ最後まで読み進めてみてください。

なぜ公務員が資産形成する必要があるのか

「公務員も資産形成に取り組む必要あるの?」

収入は安定してるし、定年まで勤め上げれば退職金だってそれなりに貰えるし普通に生活していれば問題ないと私は思っていました。

先に結論からいうと、公務員も資産形成しないとマズいです!

もうすでに国から『公務員も資産形成してくださいよ〜』という警鐘が鳴らされています。

なぜ資産形成が必要なのか

地方公務員の平均年収は約630万円といわれています。

民間企業に比べると高い水準となっていますが、約10年前と比較すると約50万円も年収が下がっています

超高齢化社会である現代においてこの状況をどう捉えますか?

・昔よりも年収が下がってきている
・昔よりも長生きするようになってきている

公務員の年収が昔より増えてきているなら資産形成の話はいらないでしょう。

そもそも公務員の年収は民間企業の年収の平均になるように決まっているので、安定はしているが年収はごく普通の職業が公務員なのです。

国からも警鐘が鳴らされている?

『個人型確定拠出年金(iDeCo)』の存在を知っていますか?

iDeCoは最近公務員の間でもよく聞く制度になりつつあり、ほかにも似た制度としてNISA(ニーサ)やつみたてNISAも最近ではよく目にしますね!

しかしながら、iDeCoはもともと年金制度が充実していない企業に勤める会社員のための制度でした。

では、そのiDeCoをなぜいま公務員が知っているのでしょうか?

それは2017年から公務員も対象に加えられたからです

わたしたち公務員は、『なぜ国がiDeCoの存在を公務員に知らせてきているのか』、というメッセージをくみとらないといけません!

・資産形成はしないとマズい
・国からのメッセージを理解

公務員は資産形成に有利?

上述したとおり公務員も資産形成をしていかないとマズいのですが、その事実に気づいた公務員はとても有利です。

なぜ公務員が資産形成に有利なのでしょうか?

公務員が資産形成に有利な理由は大きく2つあります。

公務員が資産形成に有利な理由① 信用(与信)が高い

住宅ローンや自動車ローンなどで金融機関から融資をうけたことがある方はご存じでしょう。公務員というだけで多額の融資を受けることができるのです。

この事実を当たり前のように感じる公務員も多いかもしれませんが、全く当たり前ではなく公務員において最大の武器です。

この与信を生かして資産形成することは公務員の特権ともいえます。

参考記事:公務員は魅力がない?実は資産作りに最適な職業である理由を5分で解説

公務員が資産形成に有利な理由② 制度が充実

国から警鐘が鳴らされていることをポジティブに考えると、『公務員にも資産形成するチャンスが与えられた』ということになります。

例えば、2017年から制度改正で公務員もiDeCoへの加入が可能になったことで、『将来安定をより強固なものにできる』可能性が広がったのです。

現在【公務員は加入できない】から【公務員も加入していい】といった制度が充実してきてます。

公務員でも加入できる制度が増えてきていることを、国からの警鐘と捉えつつもうまく利用していくことで更なる安定を手に入れることが可能になります。

・ピンチ(警鐘)はチャンス(更なる安定)

公務員にオススメの資産形成の方法とは

本題に入り、公務員にオススメの資産形成の方法を紹介していきます。

オススメの資産形成は3つ

・iDeCo(イデコ)
・つみたてNISA(ニーサ)
・不動産投資

ご存じかもしれませんが上記の3つとも投資商品です。いまや国が投資をすすめている時代ということです。

iDeCoでいえば、2020年1月時点では約32万人以上の公務員が加入しており、説明会には公務員が殺到しています。

前年と比べ36%増、加入対象者16人のうち1人は公務員なのです。

・貯金の時代 → 投資の時代

公務員にオススメの資産形成① iDeCo

iDeCo(イデコ)

iDeCoとは個人型確定拠出年金のことをいい、老後資金を準備するための制度です。

毎月一定の掛け金を出して投資信託や定期預金、保険などの金融商品を選んで運用し、60歳以降に運用して得た金額を受け取るというものです。

公務員の年間拠出限度金額は14万4000円と比較的大きな金額ではありませんが、加入者がハイペースで増えているのが現状です。

iDeCoのメリット

iDeCoのメリットは運用中の利益や配当にかかる税金が非課税となります。

運用中の利益や配当にかかる税金が非課税になる以外に、積み立て時も掛け金の全額が所得控除の対象となることがメリットとして挙げられます。

老後の資金を準備しながら、所得税と住民税の節税になるというのがiDeCoの強みですね!

また、【月々の掛け金の変更】や【積み立ての停止】ができるといった点も家庭に無理なく積み立てられるiDeCoのメリットでしょう。

iDeCoのデメリット

公務員の年間拠出限度金額は14万4000円(月々1万2000円)と比較的大きな金額ではないため、節税効果はあるもののリターン(運用利益)が少ない点が挙げられます。

老後の資金準備といわれるくらいですから、原則60歳以降にならないと引き出すことができない流動性の低さもあります。

また、安全性が高いといわれるiDeCoですが元本保障がないので元本割れのリスクがあります。

・iDeCoはライフスタイルに合わせた投資が可能

・『60歳以降に使う資金』にオススメ

公務員にオススメの資産形成② つみたてNISA

つみたてNISA(ニーサ)

つみたてNISA(ニーサ)とはiDeCoと同様、運用中の利益が非課税になる税制優遇制度のことです。

NISAは大きく分けて「一般NISA」と「つみたてNISA」の2種類が存在します。

一般NISA  :毎年120万円まで株式や投資信託の運用が可能
つみたてNISA:毎年40万円まで積立方式で投資信託を買付可能

つみたてNISAは毎月積み立てをして長期に運用するため、無理のない投資という観点から公務員にオススメといえます。

つみたてNISAのメリット

つみたてNISAのメリットは投資枠が職業によって変わるわけではないため、運用額(最大で3万円程度)によってはリターンが大きくなるところです。

つみたてNISAは安定性の高い投資商品がiDeCoよりも数多くある点、年間非課税投資枠は40万円までですが、非課税期間が最大20年間あるところも魅力的ですね!

投資可能な対象商品が『長期投資に向いている』といった金融庁が定める基準を満たすものに限られているといった点も好感が持てます。

つみたてNISAのデメリット

つみたてNISAのデメリットはiDeCo同様に元本割れのリスクがあること、また損益通算ができないという側面もあります。

ほかにも、つみたてNISAは積み立ててきた投資を解約しても、解約した投資枠を再利用することができないといったデメリットもあるので注意が必要です。

つみたてNISAに加入する際、1つの金融機関しか利用できないことや金融機関によって投資商品に違いがあることから、初心者は失敗しないためにも口座開設前の準備が重要になります。

・iDeCoよりもリターンが大きい分リスクも大きい
・60歳以前に使う資金にオススメ

公務員にオススメの資産形成③ 不動産投資

不動産投資

不動産投資とは大家さんになって家賃収入を得ることをいいます。

不動産を購入して、第三者に貸すことで発生する家賃を収入源として資産形成する方法です。

不動産投資の収入源は大きく、【インカムゲイン(家賃収入)】と【キャピタルゲイン(売却利益)】に分かれます。

不動産投資のメリット

不動産投資のメリットは複数あるため、公務員で不動産投資を始まる方も多いです。

不動産投資が人気なのは公務員という与信を最大限利用できる投資商品といった点でしょう。

ほかにも本業に支障が全くでない投資といった点も不動産投資の魅力の一つですね!

参考記事:不動産投資のメリット7選|簡単に分かりやすく解説します!

不動産投資のリスク

不動産投資はメリットが多い反面、リスクも多いのが特徴です。

iDeCoやつみたてNISAと比べるとリスクが高くリターンが大きい、株式投資やFXなどと比べるとリスクが低いミドルリスク•ミドルリターンの投資といえます。

ただ不動産投資のリスクは理解することで回避できるリスクも多いところが特徴ですので、公務員の資産形成としてはオススメです。

参考記事:不動産投資のリスク7選|リスクに対する対処法を分かりやすく解説します

リスク•リターンの大きさは、

iDeCo•つみたてNISA < 不動産投資 < 株•FX

公務員は資産形成をした方がお得

公務員は資産形成をすることでさらに安定感が高まります。

もしかしたら数十年後には資産形成をしていないとマズい時代が来ているかもしれません。

先のことは想像しにくいものですが、


いま頑張って働いてるのですから、老後くらいお金を気にせず有意義な生活を送りたいと思いませんか?

この低金利時代にお金を銀行に預けることは、ただ金庫にお金を入れている状態です。

貯金の形を【現代バージョン】にしていきましょう!

 

 

 

 

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コジー
コジー
30代現役公務員のコジーです! 公務員やサラリーマンの方が【不動産投資で失敗しないための方法】を簡単に分かりやすく発信しています。
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