✔︎公務員悩み

30代で公務員を辞める決断は正しい?後悔しないために考えるべきこと

『30代になって公務員を辞めようか悩んでいる』

こんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

この記事を読むことで『30代が公務員を辞めるまえに考えるべき大切な3つのこと』を理解することができます。

理解することでいま公務員を『辞めるべきか』、『続けるべきか』がみえてきます。

人生において大きな決断をするには相応の準備が必要ですので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

30代で公務員を辞めた人は3割以上

公務員を辞めた30代はどのくらい?

30代で公務員を辞めたいと思っている•••

みんな口にしないだけで多くの30代公務員がそう思っています。

実際に公務員の離職率のデータとして、

1位:25歳~30歳未満(24.3%)

2位:30歳~35歳未満(18.4%)

3位:35歳~40歳未満(13.2%)

4位:25歳未満(12.6%)

5位:40歳~44歳未満(8.1%)

この結果から分かるように、30代での離職率は3割以上と非常に高いのです。

これだけ30代で辞める人が多いわけですから、『自分だけ道から逸れているのではないか』という感情は必要ありません。

重要なのは【公務員を辞めたあとの人生】という一点です。

・辞めたい感情を持つことはごく自然なこと。
・重要なのは辞めたあとの【あなたの人生】

公務員を辞めたい30代が多い理由

世間的にも安定しているといわれる公務員ですが、なぜ30代で辞めたいと思う人が多いのでしょうか?

公務員を辞めたい理由

公務員を辞めたいと思っている理由は人それぞれありますが、

・給料は安定しているが高くない

・日常業務にやりがいを感じない

・サービス残業が思っていたより多い

・先が見えてしまって退屈

・あと30年以上働くと思うと憂鬱

・ほかにやりたいことがある

・何にも縛られない悠々自適な暮らしがしたい

などがよく挙げられます。

「そう思っているなら辞めればいいじゃん」と思うかもしれませんが、そう簡単にわりきれないのも公務員の悩みですよね、、、

「そんなもん贅沢な悩みだ!」といわれるのは分かってますが

理屈じゃないんですよ•••!

公務員を辞めれない理由

なぜ辞めたい理由が明確にあるのに辞めれないんでしょうか?

・公務員を辞めたいけどやっぱり安定には勝てない

・公務員を辞めたことを後悔しないか不安がある

・ほぼ周りに公務員を辞めるひとなんていない

・公務員を辞めてもいいほど貯金なんてない

・家族から絶対反対されるに決まっている

・まだまだ住宅ローンの返済が残ってる

・コロナでも給料が貰える待遇の良さ

・次の職場で生かせるスキルがない

・公務員を辞める勇気なんてない

・福利厚生がしっかりしてるし

・同僚や周りの目が気になる

・親にも心配かけるだろう

などなど、辞めたい理由よりも辞めれない理由のほうが多いのが現実ですよね!

考えても考えても、いつもここで行き詰まる。

でもやっぱり辞めたい。現状を変えたい。

「ふざけるな!お前ら✖️✖️で飯食ってるくせに甘すぎるぞ!」なんて言われそうですけど、そこは自分の人生ですから聞き流しましょう。

・人それぞれ自分の置かれた環境での悩みがあります

30代で公務員を辞める前に考えるべきこと

「30代で公務員を辞めたいと思っているけど辞めれない」

「続けるべきか、辞めるべきか分からない」

この悩みを解決するために、考えるべき3つのことを紹介します。

転職へのラストチャンスといわれる30代だからこそ、勢いではなくしっかりと考えなければなりません。

なぜ辞めたいのか

まず【なぜ安定を捨ててまで辞めたいのか】、その理由はこれから先の人生で後悔しないために重要なポイントです。

辞めたい理由は、

・給料は安定しているが高くない

・日常業務にやりがいを感じない

・サービス残業が思っていたより多い

・先が見えてしまって退屈

・あと30年以上働くと思うと憂鬱

・ほかにやりたいことがある

・何にも縛られない悠々自適な暮らしがしたい

など人それぞれ理由はあると思いますが、

【辞めたい理由が〇〇だから、辞めて〇〇がしたい】

という明確な理由はありますか?その熱量はどのくらいですか?

この部分が曖昧だと、公務員を辞める理由としては弱いです。

公務員を辞めたことを後悔しないほどの強い理由付けがなければ辞めない方が良いでしょう。

公務員ほど国から守られた仕事はなかなかないですから•••

解決できる理由なら辞めない方が良い

公務員を辞めたい理由が、続けていけば解決されるような内容であったり、考えの甘さからくる内容であれば公務員は辞めない方がいいです

例を挙げてみましょう。

給料は安定しているが高くない

公務員でいる限り年功序列に給料は上がっていきますし、贅沢とはいえないにしても生活していく分には困らないのではないでしょうか?

公務員であれば当たり前のことに感じますが、世間的には当たり前ではないです。

民間企業では給料が全然上がらなかったりボーナスが大幅にカットされたりすることは多々あります。

その安定を捨ててまで辞める必要がありますか?

日常業務にやりがいを感じない

自分にとってやりがいのある仕事ってなんでしょう?

やりがいのある仕事と生きていくための仕事は違います。

やりがいのある仕事で生きていける人はほんの一握りの人間しかいません。みんなできればそうしたいですからね•••!

やりがいのある仕事=生きていける仕事ではないということです。

サービス残業が思っていたより多い

公務員じゃなくても残業がある仕事は沢山あります。

むしろ公務員は残業が少ない方ではないでしょうか?

もし本当に辛くて精神的にまいってしまうような状況であれば、勇気を出して休んでしまえばいいのです。

休職していてもフォローが手厚いのが公務員の良さでもありますから!

・時間が解決してくれる悩みなら一旦とどまる
・理想と現実はしっかり見極める
・勇気で解決できるなら一旦とどまる
辞めるのは最終手段

解決できない理由なら熱量を確認

公務員を辞めたい理由が、公務員で働いてるうちは解決できない内容であれば少し話が変わってくるように思います

例を挙げてみましょう。

ほかにやりたいことがある

例えばほかにやりたいことがある場合、公務員は副業ができませんから公務員として働いているうちは達成できません。

『それなら辞めましょう!』ではなく、

『公務員を辞めてまで本当にやりたいことなのか』を今一度考えてみましょう。

辞めてしまえばもう後戻りはできません。

ただ決心がついた場合は、なおさら今すぐに辞めるのではなく公務員でいるうちにしっかり準備をする必要があります

しばらく満足いく収入がなくても生きていける貯金だったり、社会からニーズのある資格やスキルだったり公務員で働きながら準備できることはあるはずです。

本当にやりたいことであれば公務員をしながらでも準備できる

30代で公務員を辞めると決めたら

いつまでに辞めるか

どうしても公務員を辞めたいのであれば、辞めるまでの期間を明確にシミュレーションしておくと良いでしょう。

目標を明確に設定しておくことで日々の生活が変わります。

経験がある方も多いと思いますが、「○○歳までにできたらいいな〜」という発想では人はなかなか実現できないものです。

目標設定

例えば【40歳までに退職する】と大きな目標を決めたとして、

・ボーナス込みで年間100万円貯めたいから月々3万円は貯金しよう
・40歳までに資格を取りたいから土日は勉強時間を確保しよう

などの目標が出てきます。さらにその目標を達成するために

・月々3万円の貯金するために外食は極力控えよう
・土日だけでなく平日も30分でいいから勉強しよう

といった具合に、細分化されてより実現に近づきます

私が尊敬するイチロー選手の有名な言葉の中に、

「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」

というフレーズがあるように、小さなことを積み重ねていきましょう!

・すぐ辞めなければ目標が実現されなくても公務員です!
・公務員という保険は甘え?いやリスク回避です。

30代で公務員を辞めるなら焦らないこと

習い事でも部活動でも辞めるのは簡単ですが、仕事を辞めるとなると生活がありますから話は変わってきます。

社会人として転職するならラストチャンスといわれる30代、

自分のために家族のために、【しっかりと考えて辞める】【衝動的に辞める】かでその後の展開が大きく変わります。

人生は一度きりですが、安定している公務員を辞める決断は今すぐじゃなくても出来ますよ

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コジー
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30代現役公務員のコジーです! 公務員やサラリーマンの方が【不動産投資で失敗しないための方法】を簡単に分かりやすく発信しています。
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