不動産投資にどんなメリットがあるか最初は分かりませんよね。もちろん僕も何も分からない状態からのスタートでした。
その経験から、不動産投資を検討されている方、興味をお持ちの方に、不動産投資のメリットを7つに分けて簡単に分かりやすく紹介していきます。
家賃収入以外にも沢山ありますので、ぜひ読み進めていただいて「こんなところにもメリット体験」をしてみてください。
不動産投資のメリット① 家賃収入が得られる
サラリー男
『家賃収入を得るってどういうことですか?」
コジー
『家賃収入を得る=大家さんになって毎月の家賃をもらうということです!』
〜解説〜
家賃収入を得ることは不動産投資をする上で1番のメリットであるいえます。
考え方はいたってシンプルで、買った物件を貸して入居者から家賃をもらうということです。
サラリー男
『意味は分かりますが、具体的にどうゆうことですか?』
コジー
『働かなくても収入が得られる(不労所得)ということです!』
例えば、<サラリー男さん>が2400万円の不動産投資用マンションの一室をローンで購入して<第三者>に貸したとします。
家賃は毎月10万円、ローン返済も毎月10万円とします。
〜解説〜
ローン返済は年間120万円ですから、10年で1200万円、2400万円の返済が終わるまで20年掛かります。
ですが2400万円を払ったのは<第三者>であり、<サラリー男さん>は月々入ってくる家賃収入をローン返済にあてただけです。
これが働かなくても収入が得られるということです。そして20年後、ここからが不動産投資の旨味といえます。
<旨味1>
資産(家)が手に入る。
<旨味2>
家賃収入(不労所得)が続く。
といったシステムです。20年後には働かずして毎月10万円プラスですよね。
家も良いタイミングで売却すればそれなりの額になりますから、仮に10年間持ち続けてから売却するとして、
10万円×12ヶ月=120万円
120万円✖️10年=1200万円
10年で1200万円の家賃収入になります。
そして、これに家の売却額もプラスになります。1800万円で売却したとして、
1200万円➕1800万円=3000万円
たった10年間でトータル3000万円の収益を生んだことになります。
一方で、<サラリー男さん>が30年後に3000万円を貯金のみで残したいと考えた場合、10年間で1000万円貯めないとなりませんから、年間100万円を貯金しないと3000万円には届きません。
サラリー男
『でも年間100万円なら頑張れば貯めれそうな気も、、、』
コジー
『確かに貯めれない額ではないかもしれません。しかしその100万円は不動産投資をしながらでも貯めれます。なぜならローン返済は第三者のお金でまかなっているからです!』
〜解説〜
不動産投資中も貯金はできます。そのため、仮に不動産投資と並行して年間100万円貯金した場合、
<第三者が生んでくれたお金>➕<自分で働いて生んだお金>
が手に入る訳ですから、単純に3000万円✖️2です。
この<第三者が生んでくれたお金(家賃収入)>こそが不動産投資における1番のメリットと言えるかと思います。
サラリー男
『なるほど、何だかもっと他のメリットも知りたくなってきました。」
不動産投資のメリット② 生命保険の代わりになる
キャリア女
『よく不動産投資は生命保険代わりになるって聞くけどどーゆー意味なの?正直保険の話になってくると急に苦手なイメージがあるんだよね〜』
コジー
『その気持ちよく分かります。保険とか耳が痛いですよね。ただ今はあくまでメリットの話をしているので嬉しい話は聞きたいですよね?』
キャリア女
『まあ聞くだけ聞いてみるか。』
〜解説〜
<生命保険代わりになる>といわれる理由としては、
不動産投資をするうえで「ローンを完済できるかな〜」、「何かあったとき家族に迷惑が掛からないかな〜」など考えると思います。
そんな不安やリスクに備えて団体信用生命保険(略して団信)に加入することで、返済期間に万が一不慮の事故などで自分が亡くなってしまった場合、残債が無くなるという保険です。
キャリア女
『ローンが無くなって家族に迷惑にならないのはありがたいけど、家族に保険金を残せないんじゃ生命保険の代わりとは言えなくない?』
コジー
『もちろんローンが無くなるだけではありません。その後の家賃収入も家族に入りますし、資産(家)も家族に残ります!』
〜解説〜
例えば、<キャリア女さん>が2000万円のローンを残した状態で亡くなってしまった場合、2000万円の残債が0になります。
それにプラスして<毎月の家賃収入>と<資産(家)>も家族に残すことができます。
一般的な生命保険では、亡くなって保険金はおりても収入が入ってくることはありません。
ですが不動産投資において団信に加入していれば万が一の時もローンが無くなる訳ですから、家族に収入(家賃収入)と資産(家)だけを残すことができます。
物件を複数所有していれば生前と変わらない収入を家族に残すことも可能になります。これが不動産投資における団信の強みです。
また、2000万円の保険金がおりる生命保険に加入するとなれば月々の保険料は高額になりますが、団信は加入する内容にもよりますが比較的安く加入できます。
<生命保険の代わりになる>というのは生命保険に加入しなくて良いという意味ではなく、団信という生命保険には加入します。
なので言い換えれば、団信という生命保険に加入することによって、<ローンの残債額が保険金の代わりになる>ということです。
月々の保険料を安く見直して、高い保険料を払っているのと同等、もしくは同等以上になればそんな嬉しい話はないですよね。
コジー
『僕が団信に入る前は2万円超の保険料を毎月払っていましたが、団信加入のタイミングで生命保険を解約して今は毎月2000円台です!』
キャリア女
『でも団信では亡くなった時にしか適用されないよね?高額なお金が掛かるような病気になったときの心配もあるし、、』
コジー
『僕もガン家系なのでそこは心配でした。でも大丈夫です!』
〜解説〜
団信は進化していて、特定のガンや三大疾病になってしまった時など、死亡時と同様の保障を受けれるものまであります。
もちろん、その他の自分に必要だと思う保険は団信と併せてカスタマイズすべきです。特定のガンの内容はチェックしておくと良いです。
コジー
『ちなみに僕は、団信以外は加入していません。保険の見直しで年間約20万円浮いたので、そのお金を備えておけば大丈夫だろうという判断でした。』
キャリア女
『なるほどね〜、保険面でもメリットがあることが分かりました〜』
不動産投資のメリット③ 将来の資産形成になる
公務IN
『これよく聞きますけど、将来ってことはすぐ利益が出るようなものではないってことですか?』
〜解説〜
不動産投資には種類があり、<すぐに利益は出ないけど将来の資産形成になる投資>、<すぐに利益を出せるかもしれない投資>に大きく分けられます。
<すぐに利益は出せないけど将来の資産形成になる投資>
例えば、<公務INさん>が2400万円で都心の投資用マンションの一室をローンで購入して<第三者>に貸したとします。
家賃は毎月10万円、ローン返済も毎月10万円とします。
ローン返済は年間120万円ですから、10年で1200万円、2400万円の返済が終わるまで20年掛かりますから、
言い換えれば<20年間は利益が出ない>ということになります。
ですが、完済後は毎月10万円の家賃収入と資産(家)が手に入る訳ですから将来の資産形成にはなりますよね。
<リスクの少ない投資 = 目先の利益ではなく将来への準備>ということになります。
<すぐに利益を出せるかもしれない投資>
例えば、<公務INさんが>地方の投資用中古マンション1棟を1500万円でローン購入したとします。
<全部で6部屋、家賃は5万円、満室>で計算すると、月に30万円の利益があるので、年間に換算すると360万円になります。
諸経費(修繕費用など)を計算したとして年間300万円の家賃収入としましょう。
その家賃収入を全てローン返済にあてた場合、たった5年間でローン完済できる計算になります。
また、返済期間は延びますが月々30万円の家賃収入を全て返済に回さないで、
20万円を返済に、10万円は自分の小遣いにしても良いのです。
ただ前者の投資に比べ、確実にリスクは存在します。
公務IN
『なるほど!そういうことなんですね〜』
コジー
『私は将来の資産形成目的でリスクの少ない投資をしています。後者も考えましたが失敗しては本末転倒なので、、』
不動産投資のメリット④ インフレに強い
コジー
『まさに旬な話ですね。現在コロナの影響をうけて景気は悪化しています。景気が悪化してインフレ状態になっても不動産投資にはメリットがあります』
〜解説〜
インフレ(インフレーション)とはモノの価値が上がることですから、言い換えれば<お金の価値が下がる>ことです。
いつも買えてた物が同じ値段で買えなくなる訳です。生活していく上では困りますよね。
ただインフレは不動産投資に関してはプラスに働きます。
インフレになるとモノである<不動産>の価値も上がります。
単純に買った物件の価値が上がる訳です。買った額より高く売却なんてことも夢ではありませんね。
景気が悪化したときに株やFXなどは怖いですが、不動産に景気の悪化は心配ありません。
まさにその名の通り、動かざるモノです。
ですが、逆にデフレになった時は<不動産>の価値が下がる傾向はもちろんあります。
ただ、不動産の価値が下がっても問題ありません。理由としては家賃収入の面で影響を受けないからです。
インフレやデフレになったからといって、家賃に大きな変動はありません。
過去を振り返ってみてください。バブル•リーマンショックなど景気の波はありました。
そんなときでも家賃が大きく上がったり下がったりはありません。人は景気が良かろうが悪かろうが、家には住みます。
インフレに強いという意味は、インフレの影響を受けないということです。
ですから不動産投資における最重要メリットの<家賃収入>は安定なのです。
家賃収入を得ながら、景気回復を待ちましょう。
不動産投資のメリット⑤ 貯金無しでスタートを切れる
消防C
『不動産投資のメリットは分かったけど、そもそも貯金がないので始められないのでは?いくら貯金があれば良いの?』
コジー
『安心してください、始めれますよ!僕も最初はそう思いました。そもそも論ですよね』
〜解説〜
皆さんは<与信>という言葉をご存知でしょうか。
ズバリ与信とは信用を与えることです。
自己資金がなければ金融機関から融資をうけることになりますが、この与信が重要になります。
例えば、「ニートなんですけど不動産投資をしたいので融資してください!」と金融機関に取り合ったとして、お金を貸してもらえる訳ありませんよね?
これが信用のある会社に勤めている人が同じ事を言った場合、金融機関は取り合ってくれます。これが与信があるということです。
コジー
『僕も自己資金はありませんでしたが、幸い公務員であったため与信が高いと判断されて融資がおりました。公務員の収入に不安を感じていましたが、その時は公務員になって良かったな〜と思いました!』
消防C
『それなら僕も公務員なので融資を受けれるんですね?』
コジー
『はい、融資してもらえると思います。正直公務員という強い与信を使わない手はないと思います!』
〜解説〜
会話にもあるように消防Cさんは公務員ですので、与信が高いと判断されます。
自分にどのくらいの融資がおりるのかは金融機関などで把握することができるので、不動産投資を検討されている方は把握しておくと良いですね。
もちろん公務員以外の方でも安定した年収があれば、自己資金が無くても融資してもらうことで不動産投資を始めることができます。
なおかつ、不動産投資だけは金融機関が低金利で高額の融資をしてくれることが多いです。
なぜなら不動産は現物資産なので担保としての評価が高いです。
金融機関もお金を貸して、貸したお金が返ってこなければマイナスですよね?そのため株やFXに投資をしたいからといっても好条件の融資がおりることはありません。
これが不動産投資に限っては、返済が滞っても物件を処分してしまえばお金が返ってくるので貸せるのです。
<与信>、<年収>、<自己資金>、<投資する不動産自体の価値>が大きく融資に影響するということです。
また、もし自己資金があるという方は、自己資金のみで不動産投資をするのではなく、自己資金を元に融資を受けた方が<レバレッジ効果>を活用することができます。
レバレッジ効果については別の記事で詳しく説明します。
消防C
『興味が湧いてきました。昔から消防士に憧れていたので仕事にはやりがいを感じていますが、公務員の将来については少し不安だったので考える良いキッカケになりました!』
不動産投資のメリット⑥ 相続税対策になる
〜解説〜
現金を金融機関に預けるのではなく、現金を投資用不動産に変えることで相続税の節税になります。
その理由として、相続税評価額の計算方法にカラクリがあります。
・現金はそのままの金額が評価額として計算される
のに対して
・投資用不動産はそのまま土地と建物を評価するのではなく、割引いた評価額を計算される
結果として相続税評価額は、現金で持つよりも投資用不動産投資の方が3分の1から4分の1にまで圧縮することができます。
不動産投資のメリット⑦ 生活習慣が見直される
〜解説〜
これは僕が不動産投資を始めてみての感想に近いのですが、不動産投資を始めるにあたって<失敗したくない>という感情は誰しもがあると思います。
もちろん不動産投資を始める時はメリットに加えて、リスクについてもしっかり勉強したので不安はありましたし始めようか正直悩みました。
金額も大きいですし。
ですが悩んでいるうちに、リスクは備えることで防げるものばかりということに気付きました。
「何かあったときのために節約できることは節約して備えておこう」という心境の変化があったこと、これは大きなマインドメリットに入ると思います。
それに何も起きないだろうと思って備えてない人には何か起きてしまうような気がしませんか?
実際に不動産投資を始めてみて思ったのは<失敗したくない>、<不安・怖い>という気持ちが強ければ強い人ほど成功しやすい人だと思います。
臆病であることが不動産投資成功への近道です。
不動産投資の隠れメリット
ここでは不動産投資のメリットだけに着目した内容でしたが、リスクについてしっかりと知ることこそ成功への近道であり、リスクを知ることは8つ目の隠れメリットです!!